画像のように、シルバー系から、黒系へのカラーチェンジが圧倒的に人気があります。

とくに、マットブラック（完全つや消し黒）、サテンブラック（半艶けし黒）へのカラーチェンジが大人気。

車種も、圧倒的に外車（特にドイツ車）が多いです。

一番上のBMWのアルミホイールなのですが、表面がダイヤモンドカット加工、側面がガンメタ、

という、異色のツートンが最近の新車ホイールのトレンドです。

この種のホイールの難点は、がり傷修正が非常に難しいことと、高額になること。

ダイヤモンドカット加工の部分のがり傷のリペアを完璧に仕上げてくれる工場、お店は全国にも

数少なく、ましてガンメタのツートンとなりますと、修理工程も複雑です。

私の知っている限り、ダイヤモンドカットのリペアに必要な機械は日本に数台しかありません。

1台1千万円以上の高額の機械で修理するので、修理費用は1本3～4万が相場とのことです。

単品で工場に持ち込まないといけないため、その間、車はスペアタイヤがない限り

パンタジャッキであげっぱなし、なんてことになりかねないのです。

なので、がりがりになってしまったダイヤモンドカットのホイールを見栄えよくする方法として

リペア可能な塗装仕上げにしてしまう、という方法をとられる方が多いんです。

４本１５，６万かけてリペアするか、４本３０万以上かけて新品ホイールにかえるか、

４本１０万以下で、今度傷を作っても修理可能な塗装タイプにしてしまうか、、、

そう考えれば、塗装タイプにカラーチェンジする、という方法が一番コストもかからず、見栄えもよくなります。

 ダイヤモンドカット部分のがり傷

 シルバータイプにカラーチェンジすることでがり傷も修正！

ここだけの話ですが、なんでこんなに新車ホイールにダイヤモンドカットとガンメタのツートンが

増えたのか？という疑問にたどりつきます。

おそらくですが、リペアに不向きな純正ホイールにすることで、がり傷修正志向から

ホイール新品取替志向にすることで、部品収支をあげたいのかな～なんで思ったりもします。

（国産車もすごく増えてきてるんです、このタイプは）

もう一つ、アルミホイールを塗り替えてみたい、というきっかけの一つが

【ホイールの掃除、メンテナンスが面倒だから、マットブラックにして、汚れを目立たなくしてしまおう！】

という考えです。

シルバー系のホイールですと、汚れてくると目立つんです。

こまめに掃除していないと、ブレーキダストが付着して取れなくなってしまうし、

泥汚れもめだちます。

ホイールを洗う態勢が腰にしんどい、、、、これもありえます。

たしかに、マットブラックは、つやがないですので、ある意味汚れてもそんなに目立たないですし

ブレーキダストも色は黒ですので、同化してしまいます。

以上が、私の考えるアルミホイールカラーチェンジの需要が増えている要因です。

もちろん、これ以外にも

【ずーと同じ色で、飽きてきたから、イメチェンしたい！】

【４本ガリガリだから、買い替えるよりは同系色でリペアがてら見栄えよくしたい】

というお客様もいらっしゃいます。

当店は、週１台限定で、お車ごとお預かりでのホイールカラーチェンジを受付しております。

詳しいことは

こちらをご覧ください！